「医療なんでも相談外来・CAFE」へようこそ!
皆さんが住むこの地域で、医療や介護、日常生活の中で抱えている悩みや不安を、私たちと一緒に解決しませんか?総合診療科のドクター森が、あなたの悩みに真摯に向き合います。慢性的な病気との付き合い方、家族の介護に関するアドバイス、あるいは健康維持の方法まで、関市にかかわりたい方どなたでもご相談ください。
この相談外来は、関市に住むひとりひとりが、その人に合った幸せの形を見つけて生きていけるようにサポートするための新しい取り組みです。地域への恩返しの気持ちも込めて、相談は無料です。あなたの心配や不安を一緒に解消し、安心して暮らせる地域を作っていきましょう。
※予約制、紹介状不要です。
※ご相談は関中央病院内の『なんでも相談外来室』若しくは関市本町にある『本町BASE』で行っております。
★担当医師★
総合診療科 森 充広 医師 (まちかどドクター森)
在宅医療センター センター長
岐阜大学医学部付属病院 総合診療科 非常勤講師
日本専門医機構 総合診療専門医・特任指導医
日本プライマリ・ケア連合学会
新家庭医療専門医・認定指導医
【専門】 総合診療・家庭医・在宅医
1. 総合診療科とはなにが違う? なんでも相談外来とは??
2. なんでも相談外来では、どのような悩みが解決するの? どのようなアドバイスがもらえる?
3. ご予約方法
4. よくあるご質問と回答
5. 最新情報とコラム
6. 在宅診療のご相談について~小児の例~
7. お問い合わせ
総合診療科とはなにが違う? なんでも相談外来とは??
近年、総合診療科をテーマにしたドラマが話題となり、『総合診療医』や『総合診療科』という言葉が多くの人々に知られるようになりました。総合診療医は、患者さんの日常生活や職場環境、ライフスタイルといった背景を詳細に把握し、それに基づいて最も適した治療を提案する専門家です。総合診療科では、このような総合的なアプローチでの診断・治療が可能です。
とはいえ、具体的に診察を受けるべきか迷う方や、自分自身のことではなく、家族の健康や生活について相談したい方もいらっしゃるでしょう。そうした方々のために、私たちは「なんでも相談外来」を開設しています。こちらは、診察の前に行う相談として、無料でのサービスとなっており、紹介状も不要です。家族の健康や生活に関する相談もお気軽にどうぞ。医療、介護、地域の専門的な知識を持つ医師が、あなたの悩みや疑問に答えます。まずは、私たちにお話ししてみませんか?
総合診療科 | 医療なんでも相談外来(CAFE) | |
料金 | 診察料が必要 | 相談自体は無料 ※ただし、その後の診察に移行する場合は診察料が発生します |
時間 | 診察時間は状況に応じて変動 | 相談時間は最大60分 |
相談者 | 患者本人 | 患者本人または代理人 |
相談内容 | 医療や病気に関すること | 医療や病気に加え、介護や地域社会に関することまで |
なんでも相談外来では、どのような悩みが解決するの? どのようなアドバイスがもらえる?
なんでも相談外来はどなたでもご相談歓迎いたします。ご相談に関しての回答は一つではなく、その方の感情や周りの状況を含めてご提案させていただくので、人によっても着地する場所も違うし、相談するタイミングによっても違う回答が得られます。下記ケース別のご紹介は回答の一例として、そしてどのような質問をしてもいいのかというご参考にされてください。
ケース1:妻を介護中で、訪問診療を利用中の70代の男性
訪問診療でもドクター森にはお世話になっており、その時になんでも相談外来のことを伺いました。
妻の薬を漢方に変えたり、治療方法を見直したいなーと考えていました。
普段の訪問診療では、奥様もいらっしゃるし病気以外のことはあまり相談する余裕もなかったと思いますが、改めてお話を伺いました。そのうえで、奥様に対しては新しい治療プランの提案、ご本人様には奥様をみとった後の生活のこともお話させていただきました。地域から孤立することのないようできるサポートをご提案しました。
ケース2:難病を抱える、30代の独身会社員
会社員なので病院への定期的な通院が負担になっており、何とか改善できないか。一人暮らしなので、何かがあった時のことを考えると漠然とした不安もある。
先ずは、訪問診療や訪問看護を詳細をご紹介しました。定期的な訪問は、もしもの時に安心感が得られるのですが、それ以外でも日常的に受けられるサポートも必要かなと思い、市の福祉課と相談する場面もご案内しました。
ケース3:原因不明の体調不良を抱える、50代の男性
からだに不調があるが、原因がわからない。症状が煩雑で説明に時間がかかりそうなので、じっくり話を聞いてもらいたい。しかし待ち時間が多いのは困る。
現在の体の様子や日常の環境をじっくりと伺いました。このように、プライベートなご質問の際は、病院内の専用ルームにてお話をお伺いします
。
ケース4:義理の両親と同居している2児の母親
家族の介護に加えて、育児もありなかなか自分をケアする時間が取れない。慢性的な便秘や頭痛、ストレスが悩み。
定期的な通院が無理という状況を鑑みた、病気の改善に向けたプランを作成しご提供しました。具体的に薬で対処できるもの、日々の生活で改善できるものを整理しただけでも、先の見通しが立ち安心されたようでした。
ケース5:高齢の親を持つ40代の男性
親が訴える不調が年々増えてきている。「足も痛い、頭痛もある」物忘れもひどくなってきている気がする。いろんな病院に連れて行くのは大変だし本人も嫌がるので、どうしたらいいのかわからない。
先ずは、訪問診療でご本人様の診察をお勧めしました。そのほかにも、グループホームを紹介し、物忘れ対策など現状を維持する必要性についてもお話させていただきました。
ご予約方法
「なんでも相談外来」はお電話またはウェブフォームからご予約いただけます。お気軽にお問い合わせください。
毎週火曜日:午後14時~17時(完全予約制、電話予約可)
※お気軽にご相談できるよう、関市本町の『本町BASE』でもご相談受け付けています。
電話予約の場合、「医療なんでも相談外来を予約したい」とお伝えください。
電話番号 0575-22-0012
よくあるご質問と回答
Q. 診察代金はいくらになりますか?
A. 相談には代金は不要です。
※相談の内容により、診察が必要と判断する症状があった場合には、診察に切替えたうえで診察代が発生します。
Q. どれくらいの時間、お話をきいてもらえますか?
A.約1時間程度です。多くの方が継続してご相談に見えています。
Q. 自分のことではないのですが(家族のこと)、自分ひとりで相談に行っても大丈夫ですか?
A. 相談内容の本人でなくても、お話をうかがいます。
最新情報とコラム
健康に関する最新情報や専門医によるブログを定期的に更新しています。あなたの健康への理解を深めるお手伝いをいたします。以下のテーマでコラムを提供しています。
在宅診療のご相談について~小児の例~
みな様の健康が私たちの使命です。「なんでも相談外来」はあなたの健康と幸福を第一に考える場所です。私たちはあなたと共に歩み、より良い未来へ向かうお手伝いをいたします。
例えば、重い障がいを持つお子さまのいるご家庭の例でお話しましょう。ご家庭に何らかの医療機器を入れて、24時間体制でケアをする必要がある場合、在宅医療で感じる不安や悩みは以下のようなものがあるのではないでしょうか。
医療ケアの質と安全性: 障がい児は特別なケアが必要であり、在宅医療が適切に提供されるかどうかに不安を感じることがあります。医療ケアの質と安全性が病院での治療と同等であることを確信したいと思います。
医療機器と設備: 在宅医療には、特定の医療機器や設備が必要であり、これらが適切に提供されるか、保証されるかについて悩むことがあります。また、これらの設備の操作や保守に関する知識が不足しているかもしれません。
医療スタッフの対応とコミュニケーション: 在宅医療の医療スタッフとのコミュニケーションや対応に不安を感じることがあります。障がい児の特別なニーズや病状について、適切に理解してもらえるかどうかが心配です。
ストレスと負担: 障がい児を持つ親御さんは通常、高度なケアとストレスにさらされています。在宅医療を提供する際の負担やストレスが、家庭内の関係にどのような影響を及ぼすかが心配です。
病院へのアクセス不足: 一部の親御さんは、病院への通院が難しい場合や、遠くの医療機関へのアクセスが制約されている場合があります。そのため、在宅医療が頼りになる一方で、それに対する不安も抱えています。
社会的孤立感: 障がい児を育てることは、社会的孤立感を感じることが多いです。在宅医療のために家に閉じこもりがちになり、さらに孤立感が増すことが懸念されます。
これらの不安や悩みは、障がい児を持つ親御さんが在宅医療を受ける際に重要な要因です。専門の医療チームと協力し、十分な情報とサポートを提供することが、これらの不安を軽減し、安心感をもたらす一助となります。また、地域の支援ネットワークや同じ経験を共有できるサポートグループに参加することも、親御さんの心の負担を軽減するのに役立ちます。まずはお気軽にお話を伺うところから始めてみませんか。
お問い合わせ
ご心配、ご不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
毎週火曜日:午後14時~17時(完全予約制、電話予約可)
電話予約の場合、「医療なんでも相談外来を予約したい」とお伝えください。
電話番号 0575-22-0012