🍀「ふれあい看護体験」を実施しました!

5月12日の「看護の日」は、“看護の心を、みんなの心に”をテーマに、全国で看護への理解を深める活動が行われています。当院でもこの主旨に賛同し、8月9日(土)に高校生を対象とした「ふれあい看護体験」を開催しました。当日は12名の高校生が参加し、看護師の仕事を身近に感じる貴重な機会となりました。

白衣に袖を通し、少しだけ看護師になった気分を味わっていただいた高校生たちは、まず病棟で働く看護師の様子を動画で見て、看護の現場について学びました。その後、3つの体験ブースに分かれて看護技術にふれていただきました。

採血体験では、シュミレーターを使い、実際に注射器と針を使用して採血を体験しました。緊張しながら針を刺す様子も見られましたが、赤く染めた液体が引けると「赤い!」「引けたー!」と笑顔がこぼれ、大変好評でした。

②血圧・脈拍・酸素飽和度の測定や、聴診器での呼吸音の聴取にもチャレンジしました。最初は戸惑う様子もありましたが、繰り返し行う中で「わかったー!」「聴けたー!」と、喜ぶ姿が見られました


③車椅子やストレッチャーに実際に乗って、患者様側の立場を体験していただきました。「怖かった」「不安だった」といった声もあり、看護を受ける側の気持ちを知る貴重な時間となりました。

その後、実際に病棟に移動し、看護師と一緒に患者様の血圧測定やシーツ交換、清拭などを体験。患者様ともコミュニケーションを取りながら、互いに笑顔が見られる場面も多く、温かい雰囲気の中で看護の大切さを実感していただけたようです。

最後には「看護の道」というテーマで看護部長から、看護師になるための進路について説明があり、高校生たちは将来について真剣な表情で話を聞いていました。

参加した高校生からは、「今までやったことのない貴重な体験ができてよかった」「看護師の仕事にさらに興味を持った」「楽しかった」「看護師はやりがいのある仕事だと思った」などの感想が寄せられました。

今回の体験を通じて、ひとりでも多くの高校生が看護に関心を持ち、将来の進路として考えるきっかけとなれば嬉しく思います。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。


文責 病棟師長  中島 義枝   

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