病院診療所における医療機能を考える会で講演発表しました

私たち地域医療連携室は、今年も武儀医師会主催による武儀地域の病院診療所における医療機能を考える会において、当院の活動報告等を発表させていただきました。

この会は、武儀地域の3病院(中濃厚生病院・市立美濃病院・関中央病院)と開業医の方々を中心とした当地区に関わる医療、介護業界の方々を対象として地域の関係者の皆様へ情報発信と地域交流を促進する会です。今回は武儀地域3病院の担当者より地域医療連携の近況等について発表しました。当院からは地域医療連携室の川地(社会福祉士)が「関中央病院の病床機能の紹介や最近新たに取り組んでいる活動」について以下の内容を講演しました。

<地域連携の推進に向けた取り組み>

当院は地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟、医療療養病棟のケアミックス病院になります。特に回復期リハビリ病棟は開設から8年が過ぎ、さらなる飛躍を目指し患者様への充実した入院生活を送る目的として院内デイ、関レク、自動車運転支援にも取り組んでいます。

また2022年5月から総合診療科の医師による小児患者への訪問診療も活動しており、様々な医療的ケア児に対しても介入しています。

<院内の健康活動について>

当院では院内において月2回、地域住民の方向けに健康活動を行っています。この活動は地域の方の通いの場を提供しようと始め、今年で3年目となりました。事前に参加希望をいただいた方へ、認知症認定看護師や研修を受けた理学療法士による認知症予防の体操(コグニサイズ)を30分と看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士等、医療従事者による健康セミナーを30分行っています。

 会場の皆様からは、地域にお住いの障害者の方の運転技術に関わる不安について「関中央病院ではどのような支援が可能なのか」等の質問もあり、様々な関心を持っていただけました。

今後も地域医療連携室として「最期まで自分らしく」をキーワードにこれからも地域の方々に寄り添う姿勢を大切に支援させていただきます。

文責:地域医療連携室主任 川地信也

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