【フレイル予防について】

関中央病院では2022年10月からわくわく健康活動を開催しています。6回を1シリーズとして、これまでに2022年10月からと2023年4月からの2シリーズ開催しました。内容は①認知症予防のコグニサイズと②医療・介護の専門職による健康セミナーを提供しております。健康セミナーでは医師や看護師、リハビリ、歯科衛生士などのスタッフが後半20分程度、健康にまつわる講和を担当しており、管理栄養士も毎回1回ずつお話させていただきました。今回はその健康セミナーでお話した内容を簡単に紹介したいと思います。

みなさん、フレイルという言葉をご存じでしょうか?
フレイルとは、歳をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態をさします。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があるため早めにきづいて、適切な取り組みを行うことが重要です。フレイルの予防には主に①栄養、②身体活動、③社会参加の3つがポイントです。

では栄養(食事)についてポイント説明します。
フレイル予防の為に食事は必要な栄養素をまんべんなく摂れるよう、多様な食品や料理を食べることを心がけましょう。そのために。

①3食しっかりとりましょう。
②1日2回以上、主食・主菜、副菜を組み合わせて食べましょう。
③いろいろな食品を食べましょう。

料理が大変な場合は市販の総菜や缶詰、レトルト食品などの活用も有効です。またバランスの整った配食弁当であれば、主食・主菜・副菜を手軽に組み合わせることができます。
また上記の3点ができている方はさらに
④噛み応えのある食品を食べましょう。
⑤家族や友人と共食をしましょう。
心掛けるとさらによいでしょう!!

2023年10月から3シリーズ目が
開始となり、現在参加者を募集しております。
引き続きフレイル予防の食事についても
講話を予定しております。興味のある方は
ぜひお問い合わせ下さい!

文責 栄養科主任 林 詩織