栄養科紹介

栄養科の目に見える大きな仕事としては入院中の患者様にお食事を提供することです。

入院中の患者さま一人一人が安心して毎日のお食事を召し上がれるよう、お食事を作っております。

普通食のほか、病状に合わせた治療食をお出ししております。

また、病状により嗜好が変化したり、通常の形態では食べることの出来ない患者さまには個別にご相談にうかがい、ご希望に添える形でお食事の提供が出来るように出来るよう努めています。

“患者様個々に合った栄養ケアを提供できるように努めます。”との理念のもと、食事をお出しするだけではなく、口から入った後の、ひとりひとりの患者様の栄養状態を診て、早期回復のお手伝いが出来るよう取り組んでおります。

栄養科のみならず、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士等がチームとなり、それぞれの専門性を出し合い患者様の栄養状態を改善する為のNST(栄養サポートチーム)の活動を行っております。

外来、入院ともに、肥満、糖尿病、高血圧、痛風、腎傷病、手術後、嚥下困難のある方の食事などに関する様々な相談を受け付けています。

個別の栄養相談は予約制で医師からの「栄養指導依頼指示箋」が必要となりますので、担当の医師にその旨をお伝えください。

管理栄養士による病棟訪問も随時行っておりますので、ご意見ご希望のある方はお気軽にお声をおかけください。

概要

管理栄養士 3名
栄養士・調理師等 16名
主な食事 食種 常食 粥食 心臓食、肝臓病食、糖尿病食、膵臓病食、高脂血症食、腎臓病食、術後食、潰瘍食、小児食、嚥下訓練食など、医師の指示に基づき病態に合わせたお食事を提供しています。
主食は米飯、お粥、パン、麺、おにぎりを選択することが出来ます。
嗜好・アレルギーにあわせて、禁止食品のご希望を受け付けております。歯の悪い方や嚥下困難な方に対応する為、副食の一口大、キザミ、極キザミ、ミキサー、とろみをつける等の形態も変えることが出来ます。
常食(普通食米飯)の患者様には選択メニューを行っています。
食事時間 朝食……午前8時
昼食……正午
夕食……午後6時
保温保冷配膳車を使用し、適温でお食事が提供できるよう努めています。
食数 1食当たり100~130食
行事食
1月 正月 おせち料理 七草粥
2月 節分 豆ご飯
3月 ひなまつり ちらし寿司
4月 関まつり 赤飯など
5月 端午の節句 柏餅
7月 七夕 鮎の甘露煮
土用の丑 うなぎ
9月 敬老の日 松茸ごはん
10月 体育の日 栗ご飯
12月 クリスマス クリスマスケーキ

その他季節にあわせたメニューが出せるよう心掛けています。