乳腺・乳房専用のレントゲン「マンモグラフィー」併用乳ガン検診導入

関中央病院は関市のマンモグラフィ検診受診率を岐阜県で1番にすることを目標としております。

関中央病院は、マンモグラフィー検診施設認定を関市の病院で初めて取得しました。

マンモグラフィー検診および診療には、良いマンモグラムを確保することが重要です。 撮影装置が仕様基準にあっていても、その使い方や現像条件によって、実は思いがけない画質であることも珍しくありません。 平成16年4月1日から「癌予防重点健康教育及び癌検診実施のための指針」の一部が改正され、40才以上の乳癌検診には原則として乳房エックス線検査が導入されることとなりました。さらに乳房エックス線写真撮影の実施機関は日本医学放射線学会の定める仕様基準を満たした装置を有することが定められています。 そこで、マンモグラフィー検診精度管理中央委員会(精中委)の事業として、継続的に画像・線量評価および良い画質を得るためのマンモグラフィー施設・画像・線量評価を行うこととなりました。 当院では、平成18年4月にマンモグラフィ検診精度管理中央委員会におけるマンモグラフィー検診施設認定を関市の病院で初めて取得しました。

マンモグラフィーとは?

マンモグラフィーは乳癌を診断する方法のひとつで、乳腺・乳房専用のレントゲ ン撮影です。マンモグラフィー健診は、このマンモグラフィーを使った乳癌検診 のことです。厚生労働省の新指針に基づき、平成16年度から、関市乳癌検診 は40歳以上の女性に対し、マンモグラフィー併用検診を導入致しました。

関中央病院がマンモグラフィー検査を奨める理由

乳癌は女性のガン罹患者の第1位で年間35,000人が発症し、約10,000人が亡くなっており、いずれも増加傾向にあります。 しかし、マンモグラフィー検診が70%を超える欧米諸国では(日本では2%)発症率は増加しておりますが、死亡率は減少傾向にあります。 乳癌は早期に発見すれば乳房を温存する手術(部分切除、1/4切除等)も可能な時代になってきました。 しかしながら、蝕知できる乳癌は1cm以上と言われています。1cm未満の3mm~5mmの乳癌を見つけ出し、治療することによって、はじめて欧米諸国のように、乳癌発生率は上昇しつつあるが死亡率は減少するといった状況が実現できるのです。 ひとりでも多くの早期乳癌を発見し、早期治療を行うためには、マンモグラフィー撮影が一般の方たちに浸透することが必要です。 まずは、関市のマンモグラフィー検診受診率を岐阜県下で1番にすることを目標としております。。

マンモグラフィー検診を受けるには

お問い合わせ先 医療法人香徳会 関中央病院 健診部直通(0575)21-1080 ※受付までお気軽にお申し込み下さい。 健診・人間ドック専用メールアドレス kenshin@sekichuo.jp