
こんにちは。先日、中部学院大学にて開催された「第36回岐阜県理学療法学会学術集会」に参加し、演者として発表をさせていただきました。当院からは13名が参加し、5名が演題発表を行いましたので、その様子をご報告いたします。
📚 当院からの発表演題(全5題)
- 当院回復期リハビリテーション病棟入院患者における嚥下機能低下の実態と身体機能・呼吸機能との関連
- 橋梗塞後軽度麻痺に対するBerg balance scale に基づくバランス訓練により、独歩自立に至った一症例
- 障害者野球における理学療法士の取り組み
- 当院地域包括ケア病棟における入院患者の特性と現状報告
~退院先に影響を与える要因の検討に向けた基礎的分析~ - GLIM基準に基づく栄養基準は回復期リハビリテーション病棟における退棟時FIM合計点数と関連するか?
-前向きコホートによる探索的研究-
本記事では、このうち2演題について少しご紹介させていただきます。
⚾ 演題①「障害者野球における理学療法士の取り組み」
本演題は、日本で行われた世界大会において、メディカルスタッフとして参加した活動報告です。
▶ 発表の流れ
- なぜ世界大会のメディカルスタッフに選ばれたのか
- 医師と協同で行った処置の内容
- 困ったこと・良かったこと
- 今後の展望
発表ではフロアから多くの質問や疑問をいただき、アカデミックカンファレンスとして大変良いディスカッションができたと感じています。
🩺 演題②「嚥下機能低下の実態と身体機能・呼吸機能との関連」
こちらは研究報告として発表しました。当院回復期リハビリテーション病棟に入院した高齢患者を対象に、嚥下機能低下者の割合と、身体機能・呼吸機能との関連について調査したものです。
📊 主な結果
- 対象者の多くは経口摂取が可能であった
- 一方でRSST陽性者は高率に認められた
- RSST陽性群では、舌圧・握力・栄養状態・頚部可動域・呼吸機能が低値であった
- 嚥下機能低下は全身性機能低下と関連している可能性が示唆された
今後は症例数を増やすとともに、縦断的な検討を行うことで、嚥下機能低下と身体機能・呼吸機能との関連をさらに明らかにしていきたいと考えています。
🌱 おわりに
当院では、勤務扱いとして学会に参加できるよう配慮をしていただいております。今後も職員が学会発表や研究活動を行いやすい環境づくりに取り組んでまいります。
文責 リハビリテーション科
松井健次 裁裕貴


