第19回関中央病院グループQC大会および第14回小改善コンクール

2020年度の関中央病院グループのQC大会および小改善コンテストが行われました。
QC大会および小改善コンクールの結果発表は、例年は発表形式で実施していましたが、今年度はコロナの影響もあり各部署から抄録を提出し、院長はじめ各部署の責任者による採点を行いました。

QC活動は16部署から、小改善はこれまでで最も多い181件のエントリーがあり、あらためて当院の活発な改善活動を感じることができました。

見事、QC大会で総合1位を獲得したのは『嚥下調整食の栄養指導の標準化~指導媒体の作成~』を発表した栄養科で、栄養指導の方法やこれに向けての資料の整理整頓などで高い評価を受けました。

小改善コンクールでは、リハビリテーション科渡辺真以さんのおこなった『趣味(読書)がまた出来る』が総合1位に選ばれました。これは、読書の好きな患者様が脳梗塞になり本のページをめくることが難しくなり読書が出来なくなったことに対し、ハンガーと段ボールを用いたブックスタンドを作成し、簡単に本のページを押さえることができ再び読書ができるようになり、患者様が大変喜ばれたということでした。ちょっとした工夫で患者様が好きなことを続けられたことが評価されました。これからも、患者様のために多くの改善活動を続けていきたいと思います。

文責 診療技術部 部長 吉村成雅

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