【回復期リハビリテーション病棟でレクリエーションの時間を再開しました❢】

レクリエーションとは、仕事や勉学の余暇を利用して元気を回復するために、休養をとったり、運動、遊戯、娯楽などを行う事です。

回復期リハビリテーション病棟では開設当初より、病棟の食堂を患者様の集いの場として輪になり、唄を唄ったり運動する時間を設けてきました。しかし、コロナ禍であったこの3年半の間は、中断せざるを得ない状況でした。
新型コロナ感染症が第5類となった現在でも病院では患者様を守る為に感染対策を継続していますので、感染対策を遵守し規模を縮小して再開しています。
再開にあたり病棟看護師、介護士、リハビリ療法士、栄養士と協働し、プロジェクトチームを組みました。
回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者様は、自宅復帰、社会復帰に向けて自宅に帰る事を目指して日々頑張っておられます。患者様が入院生活を充実させ「明日も頑張ろう」という意欲を持ち続けられるようにレクリエーションを通して機能回復に努めていきたいと思います。

<目的>
・患者様の活動性向上や離床時間の拡大をめざす
・リハビリメニューとは別の活動時間を設けることで入院生活の
充実をはかる
・認知機能低下の予防
・患者様同士が交流できる場を提供することで退院後の生活に向け
社会生活やデイサービスなどでのコミュニケーション能力を養う
・筋力の維持、拡大や日常生活動作能力の向上を目指す

<メニュー>
週1回、毎週行います
・上肢の可動域や筋力アップ   ・嚥下体操
・栄養指導           ・集団体操
・下肢筋力アップ        ・発語訓練
・人工骨頭置換術後の脱臼予防教室

これらのメニューに対し、それぞれの内容に合った患者様を対象として実施していきます。

第1回を9月19日からスタートしました‼
メニューは、『コグニサイズ』です。
皆さん、「楽しかった」「よかった」等のお声や、大きな声で楽しく行って頂くことが出来好評でした。

文責:回復期病棟看護主任 早川佳世