病院のブログ

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【関市要介護度改善コンテストで「優良賞」受賞】

                                ~あさひデイサービスセンターでの取り組み~

 2019年2月5日(火)関市要介護度改善コンテストの奨励金授与式があり、出席しました。この関市要介護度改善コンテストは、関市要介護度改善奨励事業で、要介護高齢者が住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう介護サービス事業所が要介護度の改善に向けた取組に対して評価を行い、当該要介護度の改善について効果を上げた事業所に対して奨励金を交付することにより、介護保険サービスの質の向上及び介護職員の意欲向上を図る事業です(関市ホームページより)。

 今回、受賞させて頂いたあさひデイサービスセンターでの取り組みは、頭脳系・作業系・運動系・週対抗戦と分け、ADLや認知症症状の改善に向けたレクリエーション活動です。

 具体的には、頭脳系では言葉遊び(一つのお題に対して、想起したものを出していくゲーム)、絵合わせや漢字クイズなどを行っています。作業系では、ちぎり絵、貼り絵、季節の作品作りやおやつ作りなどを行っています。運動系では、輪投げ、ゴルフ、カーリングや散歩などを行っています。週対抗戦では、個人ではなく、チームとして結果を競うレクリエーションを行っています。こうした活動が評価され、関市より「優良賞」を頂くことができました。また、奨励金として、100,000円を頂きました。

                   

 今後もあさひデイサービスセンターの目標である「一人ひとりの個性を尊重し、その人らしい生き方が送れるよう支援します。」を念頭に置き、活動をしていきたいと思っております。

                                                                                      あさひデイサービスセンター 管理者 村井正三

【地域包括ケア病棟について】

当院では、2018年3月から3階病棟は一般病棟から『地域包括ケア病棟』に移行しました。

皆さん、『地域包括ケア』とはなにかご存知でしょうか?

現在、日本の65歳以上の人口は、現在3000万人を超え国民の4人に1人という状況になっています。団塊の世代が75歳以上になる2025年以降は、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています。

・高齢者が増加する一方で、核家族化で介護者と成り得る家族は減少。

・長年暮らした家や地域で生活を続けたくても、支える仕組みがない。

・施設や病院に入りたくても、混んでいて入れない。

これらの現状を踏まえ、厚生労働省は2025年を目途に、自宅や生活施設を基点に住み慣れた地域の中で、生活の基盤として必要な住まいが整備され、食事や見守りといった生活支援・福祉サービスや、医療・介護・介護予防の専門的なサービスが一体的に提供されることで、各サービスや支援が途切れることなく、その人らしい生活が継続できることを目指しています。このシステムが『地域包括ケアシステム』です。

また、疾病を抱えても、自宅等の住み慣れた生活の場で療養し、自分らしい生活を続けるためには、地域における医療・介護の関係機関が連携して、包括的かつ継続的な在宅医療・介護の提供を行うことが必要です。そのため、急性期医療を経過した患者さんや、在宅で療養生活を送っている患者さんの受け入れ、在宅復帰支援等を行う機能を有し、「地域包括ケアシステム」を支える役割の1つとして『地域包括ケア病床』が2014年に新設されました。

『地域包括ケア病棟』では、原則60日の入院期間の中で、療養上のお世話やリハビリを通して、安心して在宅生活が再開できるよう、医師・看護師・医療相談員・リハビリスタッフ・薬剤師・栄養士・歯科衛生士等多くの専門職が連携して退院支援を行っていきます。

                     

当院では、この『地域包括ケア病棟』」が開設され、もうすぐ1年になります。患者様・ご家族様とともに、住み慣れたこの関地域で安心した生活が継続できますよう支援させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

                                               文責  3階病棟主任 野田玲子

2019年 年頭あいさつ

 

 あけましておめでとうございます。皆様におかれましては健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

 2018年は相変わらず災害の多い年となりました。7月には西日本豪雨により死者227人・行方不明者10人という人的被害がもたらされました。比較的自然災害が少ない関市においても8日夜半より9日未明にかけての集中豪雨により津保川が氾濫し上之保地区を中心に床上浸水225棟・床下浸水270棟、死者1名、当院へ通院されている患者・利用者、さらには職員も多数被害に遭われました。当院としてできる限りの医療介護における被災地支援を行うとともに、一日も早い復興を願い8月3日加藤公彦理事長とともに関市長を訪問し災害義援金を手渡して参りました。9月4日には台風21号が非常に強い勢力を保ったまま神戸市より若狭湾を北上、15時39分に岐阜市で最大瞬間風速39.3mを観測し、当院でもフェンスや電柱の倒壊などの被害に遭いました。

 さらに9月6日には最大震度7を記録した北海道胆振東部地震が発生し、日本初のブラックアウトと称せられる大規模停電を惹き起こしました。医療介護現場にも多大な影響を及ぼし、NHKの報道では人工呼吸器が使用不能となるなど停電による救急搬送が171件あり、うち1名の死亡が確認されたようです。このように災害はいつ、どこで、どのように発生するかわかりません。当院では災害対策委員会を中心に来るべき被災に際しての行動計画ならびに訓練を積み重ねておりますが、なお一層改善を図って参ります。

 さて関中央病院の現状について述べさせていただきます。昨年度は「医療機能分化、地域包括ケア、地域医療構想の観点から回復期・慢性期の医療を担う病院として高齢者医療、リハビリテーション医療に軸足を移し地域医療に貢献して参ります。」と宣言いたしました。具体的には2018年3月より3階病棟50床を一般病棟より地域包括ケア病棟へ転換いたしました。開業医の先生や施設からご紹介いただいた地域にお住まいの高齢者・要介護者の急性疾患の入院診療を担当し、入院当初より退院支援を行いもとのお住まいにお帰りいただく、まさに地域包括ケアシステムの中核を担う病棟として機能するよう運営しています。また4階回復期リハビリテーション病棟では急性期病院での加療を終えた脳血管疾患あるいは運動器疾患のリハビリテーションのますますの充実を図っており実施単位数、実績指数ともに右肩上がりとなっています。その結果、ほとんどの患者さんがご自宅へ元気に退院されています。さらに外来通院ができない患者さんの訪問診療を4月より開始し訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問介護と連携を図ることで、施設ではなくご自宅での療養が可能となりました。このような様々な新たな取り組みを通して、関市の地域包括ケアシステムならびに高齢者医療に貢献すべく、今後も日々自らを変革して参ります。  

 本年も地域医療・福祉に貢献すべく職員一同精進いたしますので、皆様のご支援ご指導をよろしくお願いいたします。

                                                                                文責  関中央病院院長 植松孝広

当院概要