病院のブログ

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【第33回 岐阜県病院協会医学会に9演題発表しました】

 平成29年10月29日(日)長良川国際会議場で第33回岐阜県病院協会医学会が開催されました。今回は「医療の進歩と地域医療」というテーマで、県内の医療関連施設より合計276演題の応募があり、当院からは9部署から発表を行いました。秋雨前線と台風22号の影響で風雨が強い一日でしたが、みんなで日頃の成果を報告してきました。

 

<発表演題の紹介>

演題名

部門

演者

「職員健診を円滑にしよう」

健診課

藤吉 美穂

試薬在庫管理の改善

検査科

佐藤 恵彦

当院における患者様本人確認の現状

医療安全

吉村 成雅

療養病棟での経腸栄養器具の衛生管理
~多部署と協働する風土づくり~

看護部

石原 弘美

退院時サマリーの記載率向上への取り組み

医事課

深貝 綾乃

調剤業務時間の短縮による退院時服薬指導実施率の向上への取り組み

薬剤科

小池 孝洋

当院放射線科におけるBCPについて

放射線科

鈴木 義昌

関中央病院に於けるBCP

総務課

山田 毅

作業療法士の信念対立と作業機能障害との構造的関連性

リハビリ

古桧山 建吾

文責 感染対策室看護師長 石原弘美

【第15回 日本医療バランスト・スコアーカード研究学会】

 平成29年10月28日(土)に東京の専修大学にて開催されました。当院は、第3回から連続して参加および発表をしております。

 BSCは、病院長と職員とのギャップを埋め、分りやすい言葉(指標)に置き換えて、「財務の視点」「顧客の視点」「内部ビジネス・プロセスの視点」「学習と成長の視点」の4つの視点での目標をカスケードさせ、ビジョン実現のために、戦略的経営を実践するためのマネジメント・ツールです。当院は平成17年から取り組んでいます。

 第15回医療BSC学術総会は、東京の水道橋駅近くの専修大学の学内で行われました。口述発表は40題あり、齊藤名誉院長は本学会の評議員で、今回はF会場の座長でもあり、発表者でもありました。「関中央病院回復期リハビリ病棟のBSC」というテーマで発表されました。ビジョン、戦略目標、データを明示し、BSC手法の戦略に則って構成されていました。

 吉村科長は、C会場で「関中央病院放射線科第3報」として、放射線科のCT,MRI等の紹介検査数を増加させる活動をグラフを用いて発表し、みごとこのグループの優秀賞をいただき、写真にもありますように賞状と記念品をいただきました。

 私もE会場において、「病床変更による経営改善の試み」として、これまで回復期リハへの病床変更や療養病棟入院基本料2を1にしたことなど、職員のみなさんと共に努力してきたことを発表させていただきました。私も優秀賞をいただき、この賞状と景品を齊藤名誉院長が東京からわざわざ持って帰ってきていただきました。ありがとうございます。

 当院から3題発表し、2題が表彰されました。齊藤名誉院長の報告も良かったと思いますが、ご自身が座長として優秀賞を選ぶ立場でしたので自薦は遠慮した、と言っておられます。(おそらく、本当でしょう。私が聴く限り、F会場での報告例の中では突出してました。)

 BSCの運用、適用にはいまだに苦戦している部分があります。しかしながら今回、他院の報告をみて、当院は順調に使いこなしていると思いました。これからも上手に活用して、職員の想い、ビジョンを実現するためのツールとして使っていきたいと思います。

 ちなみに、優秀賞の賞品は、レターオープナーで封筒を開けるときに使用するものですので、たくさんの封書がくるので多いに使いたいと思います。ありがとうございました。     

                   

     

  

文責 院長補佐兼看護部長 山中ひろみ

【第2回 医療勤務環境改善中濃圏域セミナーでの発表とグループワーク】

 厚生労働省のホームページによると、平成26年10月1日には医療機関の勤務環境改善に関する改正医療法の規定が施行され、各医療機関がPDCAサイクルを活用して計画的に勤務環境改善に取り組む仕組み(勤務環境改善マネジメントシステム)が導入されました。

 勤務環境改善マネジメントシステムとは、各医療機関において、『医師、看護師、薬剤師、事務職員等の幅広い医療スタッフの協力の下、一連の過程を定めて継続的に行う自主的な勤務環境改善を促進することにより、快適な職場環境を形成し、医療スタッフの健康増進と安全確保を図るとともに、医療の質を高め、患者の安全と健康の確保に資すること』を目的として、各医療機関のそれぞれの実態に合った形で、自主的に行われる任意の仕組みです。 

 岐阜県においても、勤務環境改善に取り組む医療機関を支援するための「医療勤務環境改善支援センター」が設置され、医療労務管理アドバイザー(社会保険労務士等)や医業経営アドバイザー(医業経営コンサルタント等)が専門的・総合的な支援を行っています。当院も平成28年度から取り組みを開始し、平成29年1月には、ふれあい福寿会館にて取り組みを発表しました。

 今回は、第2回医療勤務環境改善中濃圏域セミナーとして、労働時間管理の適正化について医療労務管理アドバイザーが発表され、病院経営とお金の流れについて医業経営アドバイザーが発表されました。当院の取り組みについても発表依頼があり、山中が担当してきました。

 その後、グループワークが企画され、他の病院の方々とのディスカッションを行いました。それぞれのグループで現状どのように勤務環境改善に取り組んでいるのか、その効果はどうなのかなど、活発に話し合いが行われ有用な時間が持てました。

 今回、私が発表した内容を簡単に御説明します。当院では、ワークライフバランス委員会を立ち上げて、3つのグループで活動しています。1つ目は、やりがいの持てる職場作りチームとして、現在年間6回にわたり症例検討会を実施しています。参加人数も昨年は平均24.7人でしたが、今年は29.3人と増加しています。また、参加した満足度や今後業務に活かせるかについても殆ど満足あるいは活かせると回答しています。少しでも多くの職員が1つの症例で専門職として考えて欲しいと続けています。

 2つ目は、情報発信・情報共有チームのWLB新聞の発行です。昨年から開始し、年3回発行していますが、職員への制度周知やアンケートの結果、がんばっている職員のお話など多岐に渡りますが、身近な職員のお話なので、楽しんで読むことが出来ます。

 3つ目は、有給休暇チームです。有給休暇の取得率アップのための活動やお互い様活動を繰り広げております。おかげさまで、平成27年度より28年度の有給取得率が4.6%アップしました。

 その他、院内におけるコラボレーションについて、検査技師による病棟と外来の採血の応援、心電図の病棟出張、放射線科による放射線科の検査説明の実施、薬剤師による臨時薬のセット、外来看護師による注射セットなどが挙げられます。多くの職員が自分の部署のことだけを考えて仕事をしているわけでなく、他部署、他部門への応援を気持ちよくやってくれているということがこの医療勤務環境改善に必要なことだと発表しました。主催者からも喜んでいただけました。