院長 植松孝広
関中央病院の現状について述べさせていただきます。具体的には2018年3月より3階病棟50床を一般病棟より地域包括ケア病棟へ転換いたしました。
開業医の先生や施設からご紹介いただいた地域にお住まいの高齢者・要介護者の急性疾患の入院診療を担当し、入院当初より退院支援を行いもとのお住まいにお帰りいただく、まさに地域包括ケアシステムの中核を担う病棟として機能するよう運営しています。
また、4階回復期リハビリテーション病棟では急性期病院での加療を終えた脳血管疾患あるいは運動器疾患のリハビリテーションのますますの充実を図っており実施単位数、実績指数ともに右肩上がりとなっています。
その結果、ほとんどの患者さんがご自宅へ元気に退院されています。さらに外来通院ができない患者さんの訪問診療を4月より開始し訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問介護と連携を図ることで、施設ではなくご自宅での療養が可能となりました。
このような様々な新たな取り組みを通して、関市の地域包括ケアシステムならびに高齢者医療に貢献すべく、今後も日々自らを変革して参ります。
地域医療・福祉に貢献すべく職員一同精進いたしますので、皆様のご支援ご指導をよろしくお願いいたします。