
【2020年6月からマンモグラフィ装置が新しくなりました】
関中央病院では、マンモグラフィ装置(乳房X線撮影装置)を富士フイルムメディカル社製AMULET Innovalityに買い換えました。
みなさんご存じだと思いますがマンモグラフィは、より細かな石灰化を分かりやすく映しだすために、装置で映し出す写真(画像)や体外から放射線を受けること(被曝)について厳しい基準を満たさなければなりません。
今回導入した装置は、これらに適合するに必要な高い画像と体外から受ける放射線が少ない量で対応できるように改善されています。
また、これまでの乳房撮影は『痛い』と言われていましたが、痛み軽減のため圧迫板が従来より柔らかくなったことが特徴的で、検査時の痛みも軽くなるように改善されています。
さらに、撮影後画像確認のための待ち時間がありましたが、撮影直後に画像を確認できる機能を備えているため、ほぼ待つことなく検査を終了することが可能になりました。
乳房検査が初めての方も、是非この機会に受診をご検討下さい。
当院では今年度もマンモサンデーを実施致します。今年度は乳がん検診と同時に子宮がん検診も受けたいとのご要望を多くいただきましたので、同時に受診できるようにしましたので、ご応募をお待ちしております。
今年度のマンモサンデー実施日は
9月13日(日)・10月18日(日)・2月(調整中)
となっています。
検診をご希望される方は当院までお問い合わせ下さい。
※関市がん検診のクーポン期限は、2021年2月28日です。
お早目の受診をお勧めします。
文責 診療放射線技師 鈴木義昌
【令和2年度 安全・感染勉強会を開催しました】
毎年、職員全員対象に5日間に分け、勉強会の開催をしていましたが、今年度は『3密』を避ける対策を取り、新しい勉強会様式で行いました。
<感染対策として>
①密集に対しては…7/6~7/10、7/13~7/17の10日間と勉強会の回数を増やし、1回の参加人数を30人までとしました。開催時間は、1回30分です。参加率は、100%でアンケートも皆さん書いていただきました。
②密接に対しては…隣前後の間を空け、中央にも仕切りをしました。また、事前に感染認定看護師、医療安全リスクマネージャーにより、講義をCDRに録画し、毎回流しました。
③密閉に対しては…窓、廊下の扉を全開に対応しました。
そのほか、会議室に入る前は手指消毒を行い、私語をせず静かに講義を受けました。
<勉強会の内容について>
感染では、新型コロナウイルスについて話がありました。新型コロナについての正しい知識と、どのような状況で感染が拡大していくか理解をすることができました。今後も、自分自身が正しい方法で、日々の業務・生活での感染対策が必要であると思いました。最後にゴスペラーズの手洗いソングが流れて、曲に聞き入ってしまいまいた。
医療安全では、誤認防止について話がありました。日々の業務の振り返りと同時に名前確認の方法と必要性が理解できました。当院のルールとし、診察券又はリストバンドでの確認と本人が話せる場合には、名前を名乗って頂き、さらに、同性同名の場合は生年月日を言っていただき確認をしています。このように、安全のための対策を実施しています。
患者様もご協力お願い致します。
文責 病棟師長 中島義枝