病院のブログ


****転倒転落防止に向けて****

医療安全管理部からのお知らせ

今年度の医療安全部は、「転倒転落の防止」について、医療安全対策委員会と協同で活動しています。

2017年度の転倒転落のインシデント件数は357件(25.2%)と事象分類の中で最も多く、過去5年間も同様でしかも前年に比較して9%増加しています。

医療安全対策委員会では、転倒転落対策として各病棟と太陽苑、GHあさひに対して各5グループに分かれて転倒防止対策を実施しています。実施方法は、前月のインシデントレポートから転倒事例を抽出して、対策の検討と現場巡視による対策の実施状況などを確認しています。

各グループの対策事例を一部紹介します。3F病棟では車イスの転倒防止として机とイスによる見守りを行っています。机がある事で急に立ち上がって転倒することもなく、目の届かない場所に移動する事もありません。ナースステーションに設置すれば、常に見守る事が出来ます。4F病棟では、立ちアップ手すり横の狭い通路を通り転倒した事例があり、塞ぐことにしました。5F病棟では、他院からの紹介患者が転院直後に車イスで転倒した事例があり、転院元からの看護サマリーには転倒するため安全ベルトを使用していた情報がありましたが、活用されていませんでした。そこで、入院時のチェック項目として、前医からの転倒転落情報をチェック項目として追加しました。

太陽苑では、入所者がベッドからトイレまで移動する間に立ちアップ手すりを設置していますが、その位置を最も効果的な位置にするために床に印をつけて、常に同じ位置に設置できるようにしています。

何れも大きな費用をかけずに、日常の業務にも負担がかからない方法で対策を考えています。転倒を無くすことはできないと思いますが、少しでも減らせるように、医療安全対策委員会と医療安全管理部が共同して対策を実施していきます。

文責 医療安全管理責任者 佐藤恵彦

             
   
     
 
 
     
   
 

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