
日本看護協会より第5回「看護職のWLBカンゴサウルス賞をいただきました
平成29年5月18日(木)、第5回「看護職のWLB
カンゴサウルス賞」の授賞式が 日本看護協会 (東京)
の近くで行われましたので出席致しました。
日本看護協会は、ワーク・ライフ・バランス(WLB)の
活動として①看護職のWLB実現に 取り組むことに
より、労働環境が改善された病院が増加する、②都道
府県看護協会内にWLB推進体制が整備され、WLB
の実現に取り組む施設への支援体制が整備され労働
環境改善への継続的な取り組みが促進されることを事業目的としています。
今回で5回目を迎えた「看護職のWLBカンゴサウルス賞」は、3年間の取り組みを続け
た病院の成果を表彰するものです。
全国から99病院が表彰され、岐阜県は当院のみでした。
当院は、平成25年改善委員会の中に雇用部会をスタートさせ、WLBを全部署で取り
組みました。
平成26年度には、WLBプロジェクトチームを立ち上げ、
平成27年度よりWLB委員会に変更し取り組んで
来ました。このWLB委員会は、①やりがいを持てる
職場作りチーム、②有給休暇取得推進チーム、
③情報発信と情報共有チームの3つのチームに
分かれて、それぞれが活動しております。
成果としては、やりがいチームは、2ヶ月毎に、症例検討会を通して、患者・家族の
思いや希望を聞きながら、どのように寄り添っていくか、退院後の対応などを検討
しております。
これは、毎年実施している職員満足度アンケートの「現在の仕事は、自分の能力を活か
せる仕事である」について、平成26年は5.8%でしたが、平成28年には64.9%まで9.1%
上昇しています。
症例検討会のみでの成果ではありませんが少しは関与していると思います。
②有給取得率は、平成26年度が20.6%でしたが平成28年度は38.2%と17.6%もアップしました。
③情報発信では、ワークライフバランス新聞を平成28年3月から発刊しており第5号まで
情報発信をしております。
特に、各個人がどのように努力してキャリアアップをしてきたかとか家庭での過ごし方など、
多岐に渡っています。
今後もこの活動を継続的に行い、職員全員がやりがいのある職場作りや仕事と家庭の
両立の支援を続けたいと思います。
文責 院長補佐兼看護部長 山中ひろみ
関中央病院グループ春フェスタ開催
医療法人 香徳会 関中央病院グループ(関中央病院、太陽苑、旭ヶ丘訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所、グループホームあさひ、あさひデイサービスセンター)では、平成29年4月22日土曜日に美濃市のみの観光ホテルにおいて、新年度会および新人歓迎会として関中央病院グループ春フェスタを開催致しました。以前は新年会として1月に開催していましたが、インフルエンザの流行期であったことと多くの職員に参加してもらうために3年前より春フェスタとして4月に開催することになりました。
最初の挨拶として名誉理事長は『世間では、皇室のことをいろいろ話されている。現天皇陛下も頑張っておられるので、私も頑張っていきたい』と述べられました。
理事長からは、『2020年に向けて厳しい時代ではありますが、仕事を通じて人と人とのつながりを大切にして頑張っていきましょう』と、お言葉をいただきました。院長においては『非常に厳しいながら、皆さんのがんばりが実になり始めている。これからもよろしくお願いします。』とエールを送られました。
新人から一人一人自己紹介があり『早く一人前になって、患者様のためにがんばっていきたい』と抱負を語ってくれました。