
こんにちは、旭ヶ丘訪問看護ステーションです!!
「こんにちは、旭ヶ丘訪問看護ステーションです!!」

毎日現在318名(訪問看護とケアマネの利用者合計)の利用者様の
お宅へ訪問させて頂いております。
・・・・お邪魔しています!!・・・・
・・・ありがとうございます!!・・・
【私たちの取り組み】
在宅を支える自立支援へのアプローチ
訪問リハビリの場合
生活とは、生きて活動する。生活の中には人それぞれの様々な生活習慣やこだわりがあります。
生活機能から生活を見ることで、生活の中で目標を見出しその目標に向かってリハビリを進めていく。
例えば、「トイレで排泄をしたい」「孫と一緒にお風呂に入りたい」(玄関でお客さんを迎えたい)といった目標を掲げて目標に向けて段階的に計画を立ててリハビリを進めています。
*訪問の事例を紹介します。
脳出血で左半身麻痺の利用者様
(目標)―玄関でお客さんを迎えたいー
*ベット・床からの立ち上がり、座り・歩行のリハビリを行っています。
*玄関の段差を降りて、カギを外し玄関を開ける。次に鍵をかけて玄関の段差を登りベットまで帰るリハビリを行っています。
現在では、訪問時に玄関の鍵を開けて迎え入れてくださいます。今後も自立支援が出来るアプローチを継続していきます。
在宅でのリハビリは、その人がその人らしい生き方を実現するためのリハビリであり、利用者様が中心となりその方のリハビリを支える役割を私たちが担えるように取り組んでいます。
ケアマネージャーの場合(月にひとり約39名の利用者様の所に訪問しています)
「こんにちは、関中央病院居宅介護支援事業所のケアマネージャーです!!」

在宅を支える自立支援のためのアプローチ
私たち、主任ケアマネの3名は、包括支援センターと他の事業所の主任ケアマネと連携して地域で暮らす高齢者の自立支援の一環として、安価で市が運営をしている、シティバスやオンデマンドバスを利用して、病院受診や買い物などの外出が一人でも出来る。に取り組みました。(自立支援)
まずは、私たちが「シティバス・デマンドバス」についての理解を深めることから始めました。
1,市の広報課に聞き取り調査の実施
- 時刻表が字が小さく見にくい為、希望した方に、拡大した時刻表を提供している
- 狭い道路に対応できるように、小瀬がデマンドタクシー、田原がデマンドバスになっている
- シティバスは、車いすに対応でき、運転手がスロープをかける。事前に車いすと伝えておけば、時間を調整してくれる。
2、シティバス・デマンドバス マップ作り
3、地域の高齢者に聞き取り調査を実施(総回答:154人)
Q:関シティバス・デマンドバスを知っていますか?
A:知っている 91人 知らない 62人 無回答 1人
Q:知っている方にお聞きします。バスを利用していますか?
A:利用している 12人 利用していない 79人
利用したい方の理由・・・・タクシーよりも料金が安い
利用したくない方の理由・・・自分で運転できるから、家族が送迎してくれるから、利用方法がよくわからない、使い勝手が悪そうだから
(結果)
高齢者の利用が少ないことがわかった。
タクシーよりも料金が安いことに魅力を感じてはいるが、それ以上に利用方法がよくわからなかったり、使い勝手の不安と不満が、高齢者の中にあることに気付いた。
どうしたらバスを利用できるのか?
高齢者でも使いやすい手順書みたいな、バス乗降パス(字が大きく見やすい)を作成
バス乗降パス・・バスにのりんせえ!・バスをおりんせえ!
活用実験を開始(実際に利用者様とバス乗降パスを使って、目的地まで行って、帰ってきました。)
ケアマネと一緒にバス停の名前・乗る時間・降りる場バス停・帰りの乗るバス停の名前・時間を一緒に決めて、バス乗降パスに記入していきます。その後、実験開始しました。
(結果)
帰りのバスの時間までの待ち時間が長い、バス乗降パスを運転手さんに診せることは、乗る時には後ろからのる為運転手さんに見せるためには前まで行かなくてはいけない(危険である)などの問題が多く分かりました。
公共交通機関はとても安価であり福祉にも目を向けられた、優れた移動手段である。
地域の高齢者が一人でも安心して買い物や受診が出来る事が出来るように今後も自立支援の取り組みを継続しています。この取り組みは、地域での活動として発表しました。